2014年8月14日木曜日

ビデオアートの歴史 at Seoul International New Media Festival

映画祭6日目。今日からLilyさん達が合流。
今回は、closing ceremonyでパフォーマンスしてもらう為、
TAP用の板を買いに行く。
板屋さん、結構親切な対応してくれるのね。
無事に購入出来、一同I-gongシアターへ。
コーディネーターに彼らを紹介し、
クロージングの打ち合わせをする。
その後、sanwoolimシアター併設のカフェへ移動。



この日は、スペインから来ているNestorさんとFransiscoさんのプレゼンテーション。
スペインのビデオアートの歴史について。
Jose Val del Omarという人の活動を中心に
ダリや幾つかの作家も紹介されていた。
そういや、ダリも映画撮ってたよね。

でも、実験映画の歴史って日本も結構古いんだよね。
川端康成と衣笠貞之助らが立ち上げた新感覚派映画聯盟とか。
衣笠貞之助って言えばカンヌでグランプリを取った
『地獄門』が有名だけど、
昔は『狂つた一頁』や『十字路』という実験的な作品を造ってたのよね。
それを思い出した。



YouTubeで検索したら『狂った一頁』が見つかったのでご紹介。
これまで日本では精神病院が舞台になっていると言うコトで、
DVDはおろかVHSでも発売されてない作品だった。
(フランスでは買えるらしいんだけどね。)

改めて観ると鮮烈な感じを覚えるよね。


ビデオアートは日本ではまだまだ知られてないけど、
最近、六本木ヒルズの森美術館でBill Violaという作家の展覧会が開催された事もあるし、
東京都現代美術館とかでも時々取り上げられている事もあるので、
興味があったらチェックして欲しいですね。
映像作家には新しいアイデアの源泉にもなるしね〜。

入門的な感じなら僕はBill Violaがおススメかな。



YouTubeを検索したら見つけられたのでご紹介。
大量の水とスロー撮影を使った表現が多く大きなスクリーンで観ると圧巻!
今後、彼の展示が美術館であったら足を運んでみると良いかも。
爽快な気分になるよ。



終了後の一枚。

その後、Seogyo Art centerへ。
韓国の映画監督達との交流会。
僕と一緒に上映をした人達と作品の話になって、
上映時に感じていた事を語り合ったり。

まぁ、それは次のBlogにて。

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